一条工務店の体験会に行ってきました。
どんなものを体験してきたのかというと、こんな感じの体験をしてきました。
体験といっても見てるだけのやつもありますけどね(笑)
・木材と鉄骨の地震時のしなり方
・木材の強度
・木材と鉄骨の火災時の強さ
・震度7の揺れと免震装置
・ガルと揺れの関係
・トリプルガラスやペアガラス
・床暖房
・耐水害装置
各体験についてつらつらと書いていこうと思います。
木材と鉄骨のしなり方
木材と鉄骨それぞれの四角い枠組みがあり、それらを引っ張った後の戻りを見せてくれました。
枠組みは木造軸組み工法の筋交いが無いようなイメージです。
地震でしなった時の状況をシミュレーションゲームしてくれています。
このシミュレーションだと鉄は強い力を受けると元の形に戻りきらないけど、木は同じ力を受けても元の形に戻っていました。
構造としては鉄の方が木よりも圧倒的に強いと思っていたので、意外な結果で驚きました。
木材の強度
体験コーナーには強度の違う3種類の木材が平均台のように並んでいました。
それぞれの木材の真ん中に乗ってみて木材の強さを体感するというものでした。
自分は他の人が乗っているのを見るだけでしたが、遠目から見ても木材のしなり具合が違いました。
一番弱い木材は折れるのでは?と思うくらいしなっていましたが、一番強い木材は全然しならず頑丈な感じがしました。
当然3種類の木材のうち一番丈夫なものを一条工務店では使用しているという事です。
「うちではこの3種類のうち真ん中の強さの木材を使用してます」とか言ってたら笑っちゃいますね(笑)
木材と鉄骨の火災時の強さ
家を建てるに当たっての懸念事項がありました。
木造は火に弱いのではないか?
木は火に弱い、誰でも知っています。
ポケモンでもフシギバナはリザードンに勝てません。
しかし、そんな事実がありながらも木造建築の家は多く存在します。
つまり何かしらの対策をしているはず!
そう思っていたのでこの検証は非常に楽しみにしていました。
さすがに火を使うという事で場所は屋外。
ヒーローショーとかやれそうな感じの場所で実施してくれました。
木造と鉄骨の柱と梁があり、それぞれに炎を吹きかけます。
当時の気温もそれなりに高かったですが炎の熱気でさらに暑さが増し、炎の勢いがかなり強い事がわかります。
木造の方は早々に真っ黒になり見た感じは鉄骨の方が強そうにも見えましたが、数秒後に状況が変わります。
なんと、鉄骨の梁がぐにゃんと大きく曲がりました!
木造の方はまだ形を保っていますが、鉄骨の方はダメになりました。
つまり、、、木造の勝利です!
どうやら今回の検証に使った木材は燃えても表面が炭化する事で内部までは簡単には焼かれなくなる性質があるそうです。
それに対して鉄骨は一定の温度まで上がると一気に強度が落ちるため実は火に弱いという事みたいでした。
使われた鉄骨は弱めの素材じゃないのか?ヘーベルハウスみたいに丈夫な鉄骨だったらこうはならないんじゃないか?
みたいな疑問はありましたが木材がすぐに燃えて崩れるわけじゃないという事がわかったので良しとします。
木造住宅に不安を感じていた身としては安心感を得られて大満足です!
まだまだ書くことはありますが今回のイベントのボリュームが多いので続きは別の記事に書こうと思います。
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